2007年11月30日

「B'z」の松本さんも絶賛! かつ丼『ぶんぷく』

雑誌が「年末進行」に突入し、打ち合わせをしてデータを調べて取材をして原稿を書く毎日が続いている社長の中村です。

私は金沢に帰った時に決まって顔を出す飲食店がいくつかあります。
その大半は、27歳までの金沢在住時代(大学4年間を除く)に通っていた店です。

なかでも、時間があったら必ず立ち寄るのが木倉町(ラブロ片町の裏手)の『ぶんぷく』。

東京でサラリーマンをしていたご主人が郷里の金沢に戻り、飲食店での修行を経て1974年に奥さんと2人で開業した、とんかつ専門店です。

最初に訪れたのは78年ごろなので、かれこれ30年も通い続けていることになります。

bunpuku2.JPG

私はここのかつ丼を食べて以来、他店のかつ丼では満足できなくなりました。

なにしろ味のバランスが(私にとっては)理想的なんです。サクッとした衣に包まれた厚からず薄からずのジューシーな黒豚肉、甘辛さと濃さの加減が絶妙なツユ、半熟具合がほどよい玉子、いちも同じ硬さに炊き上げられたご飯、注文を受けてから貝を投入するため身がふっくらしているシジミ汁・・・・書いているだけで生唾が出てきます。

bunpuku1.JPG

東京で旨いと評判のかつ丼もたくさん食べましたが、ツユの甘辛すぎる店が多く、未だに『ぶんぷく』を超える味には出合っていません。

「B'z」のギタリストの松本孝弘さんも、金沢で公演があると必ずスタッフや家族を連れて来店し「日本一旨い!」と絶賛しているとか。

ちなみに、私がいつも注文するのはロースかつ丼(980円)ですが、松本さんはヒレかつ丼(1080円)だそうです。他にロースかつ定食やヒレかつ定食、えびフライ丼・定食などもあります。

カウンターの中で黙々と手際よく調理するご夫婦は無愛想に見えます。しかし、実はご主人は話し好き。
私が行くと、かつを揚げたり、取っ手が上向きに付いた浅い専用鍋でツユを火にかけたりしている合間に、よく世間話を交わします(奥さんは本当に無口です)。

こんな会話もありました。

「どうして、とんかつ屋を?」
「自分が、とんかつ好きやから、やね」
「食材へのこだわりは?」
「とくにこだわってはおらんがやけど・・・・肉の仕込みに手間を惜しまんぐらいで、あとは基本通りにやっとるだけやね」

なぜ、他の店よりも格段に旨いのか、不思議です。

残念なのは後継者がいないこと。

「子供は店を継がんから、私らの代で終わりやね」

金沢から行きつけの店、なじみの味が消えていくのは、寂しい限り。ご夫婦には、末永く元気に頑張ってほしいものです。
posted by ライターハウス at 13:20| Comment(3) | TrackBack(0) | 社長日記
この記事へのコメント
今週の日曜日で閉店しますよ
Posted by at 2013年10月18日 12:39
情報ありがとうございます。
前回行った時、奥さんの具合が悪そうだったので心配していたのですが・・・・残念です。
Posted by 中村 at 2013年10月18日 14:05
あのぶんぷくが閉店と聞いて、これは行かねばと今日、初めて行って来ました。
既に店内は閉店を惜しむ常連客で満席でした。
ロースかつ丼はおっしゃると味のバランスが絶妙で他にはない美味しさでした。
せっかくなのでヒレかつ丼も味わってみましたが、どちらも本当に美味しくて比較出来ない程です。
お会計の時に三十年来の常連の方が、とても残念がっていましたよと奥さんにお伝えしたら、お二人とも嬉しそうに笑っていましたよ。
ご紹介頂きありがとうございました(^O^)
Posted by izumi.oz at 2013年10月19日 15:36
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